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ささくれだったボケ記...


by のんちゃん
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3月23日外郎売ふたたびヾ(´・ω・`)ツ



眠れない時は寝ようと布団の中で頑張らないで
思い切って起きて読書とか何かをした方がス~っと眠くなるそうですよん

\(*´Q`*)/〜o○◯



先日の音訳(朗読)ボランティア養成講座で戴きました外郎売りの口上が気になって本箱から古い本を探し出してきました!




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外郎の正式の名は「透頂香」
西洞院にはじまり
今は小田原に
第二十四代外郎藤右衛門康祐介氏の名をもって伝えられている。

そうです。



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☆御立合(おたちあい)の中(なか)
御立合(おたちあい)の中(うち)



☆すく、いただき、においと書いて透頂香(とうちんこう)と申す。
いただき、すく、においと書いて透頂香(とうちんこう)と申す。


☆一粒は(ひとつぶ)と(いちりゅう)と使い分けておられます。


☆伊勢参宮
伊勢御参宮



違いを探していると寝られまへん
ヾ(´・ω・`)ツ



<外郎売りの口上>

拙者(せっしゃ)親方(おやかた)と申すは、御立合(おたちあい)の中(なか)に御存知(ごぞんじ)のお方もござりませう(しょう)が、 お江戸を立(た)って二十里上方(かみがた)、相州小田原(そうしゅうおだわら)一しき町(まち)をお過ぎなされて、青物町(あおものちょう)を登りへお出(い)でなさるれば、 欄干橋(らんかんばし)虎屋藤衛門(とらやとうえもん)、只今(ただいま)は剃髪(ていはつ)いたして、円斎(えんさい)と名乗りまする。

元朝(がんちょう)より大晦日(おおつごもり)までお手に入れまするこの薬は、昔ちんの国の唐人(とうじん)ういらうといふ(う)人、我が朝(ちょう)へ来(きた)り、帝(みかど)へ参内(さんだい)の折(おり)から、此の薬を深く篭(こ)めおき、 用ゆる時は一粒(ひとつぶ)づつ、冠(かんむり)の隙間(すきま)より取り出(い)だす。 依(よっ)て其(そ)の名を帝より、とうちんか(こ)うと給(たま)は(わ)る、 即(すなわ)ち文字(もんじ)には、「透(す)く、頂(いただ)き、香(におい)」と書いて、「とうちんか(こ)う」と申す。

只今はこの薬、殊(こと)の外(ほか)世上(せじょう)に弘(ひろ)まり、方々(ほうぼう)に似看板(にせかんばん)を出(い)だし、 イヤ、小田原(おだわら)の、灰俵(はいだわら)の、さん俵(だわら)の、炭俵(すみだわら)のと、色々に申せども、 ひらがなをもってういらうと記(しる)せしは親方円斎(おやかたえんさい)ばかり。 もしやお立合の内(うち)に、熱海(あたみ)か塔の沢(とうのさわ)へ湯治(とうじ)にお出(い)でなさるるか、 又(また)は伊勢参宮(いせさんぐう)の折からは、必らず門違ひ(かどちがい)なされまするな。お登りならば右の方(かた)、お下(くだ)りなれば左側、 八方(はっぽう)が八つ棟(むね)、表(おもて)が三棟(みつむね)玉堂造(ぎょくどうづく)り、破風(はふ)には菊(きく)の桐(きり)の薹(とう)の御紋(ごもん)を御赦免(ごしゃめん)あって、 系図(けいず)正しき薬(くすり)でござる。

イヤ最前(さいぜん)より家名(かめい)の自慢(じまん)ばかり申しても、御存知ない方(かた)には、 正身(しょうしん)の胡椒(こしょう)の丸呑(まるのみ)、白河夜船(しらかわよふね)。さらば一粒(いちりゅう)食べかけて、其の気味合(きみあい)をお目にかけませう(しょう)。 先(ま)ずこの薬をかや(よ)うに一粒(ひとつぶ)舌(した)の上へのせまして、腹内(ふくない)へ納(おさ)めますると、 イヤどうも云へ(いえ)ぬは、胃(い)心(しん)肺(はい)肝(かん)がすこやかになって、薫風(くんぷう)喉(のんど)より来(きた)り、 口中(こうちゅう)微涼(びりょう)を生(しょう)ずるがごとし、魚鳥(ぎょちょう)茸(きのこ)麺類(めんるい)の喰合(くいあわ)せ、その外(ほか)、万病速効(まんびょうそっこう)ある事神の如(ごと)し。 さて、この薬、第一の奇妙(きみょう)には、舌のまは(わ)ることが、銭(ぜに)独楽(ごま)がはだしで逃(に)げる。 ひょっと舌がまはり出(だ)すと、矢(や)も盾(たて)もたまらぬぢゃ(じゃ)。

そりゃそりゃ、そらそりゃ、まわってきたわ、まわってくるわ、アワヤ喉(のんど)、 サタラナ舌にかげさしおん、はまの二つは唇(くちびる)の軽重(けいちょう)、開合(かいごう)さわやかに、 アカサタナハマヤラワ、オコソトノホモヨロヲ、一つへぎへぎにへぎほし、はじかみ 盆(ぼん)まめ盆米(ごめ)盆ごぼう、摘蓼(つみたで)つみ豆(まめ)つみ山椒(さんしょう)、書写山(しょしゃざん)の社僧正(しゃそうじょう)、 粉米(こごめ)のなま嚙(がみ)、粉米のなま嚙(がみ)
こん粉米の小生(こなま)がみ、繻子(しゅす)ひじゅす繻子(しゅす)繻珍(しゅちん)、 親(おや)も嘉兵衛(かへい)子(こ)も嘉兵衛、親かへい子かへい子かへい親かへい、 古栗(ふるくり)の木の古切口(ふるきりくち)、雨合羽(あまがっぱ)か番(ばん)がっぱか、貴様(きさま)のきゃはんは皮脚絆(かわきゃはん)、我等(われら)がきゃはんも皮脚絆、 しつかは(しっかわ)袴(ばかま)のしっぽころびを、三針(みはり)はりなかにちょと縫(ぬ)うて、ぬうてちょとぶんだせ かは(わ)ら撫子(なでしこ)野石竹(のせきちく)、のら如来(にょらい)のら如来、三(み)のら如来に六(む)のら如来、一寸先(ちょっとさき)のお小仏(こぼとけ)におけつまづきゃるな細溝(ほそみぞ)にどぢょ(じょ)にょろり、京(きょう)の生鱈(なまだら)奈良(なら)なま学鰹(まながつお)、ちょと四五貫目(しごかんめ)、 お茶立(ちゃた)ちよ、茶立ちよ、ちゃっと立ちよ茶立ちよ、青竹茶筅(あおたけちゃせん)でお茶ちゃと立ちや来(く)るは来るは何が来る、高野(こうや)の山(やま)のおこけら小僧(こぞう)、狸(たぬき)百匹、箸(はし)百膳(ぜん)、天目(てんもく)百杯、棒(ぼう)八百本、武具(ぶぐ)馬具(ばぐ)ぶぐばぐ三(み)ぶぐばぐ、合(あ)せて武具馬具六(む)ぶぐばぐ、 菊(きく)栗(くり)きくくり三(み)菊、合せて菊六(む)菊、 麦(むぎ)ごみむぎごみ三(み)むぎごみ、合せてむぎごみ六(む)むぎごみ、あの長押(なげし)の長薙刀(ながなぎなた)は、誰(た)が長薙刀ぞ、 向かふ(むこう)の胡麻(ごま)がらは荏(え)のごまがらか、真(ま)ごまがらか、 あれこそほんの真胡麻殻(まごまがら)、がらがらぴいぴい風車(かざぐるま)、おきやがれこぼし、おきやがれこぼし、 ゆんべもこぼして又こぼした、たァぷぽぽ、たぷぽぽ、ちりからちりからつッたぽ、 たつぽたつぽ一丁(いっちょう)だこ、落(お)ちたら煮(に)て喰を(くお)、煮ても焼いても喰は(くわ)れぬ物は、五徳(ごとく)、 鉄きう(てっきゅう)かな熊童子(ぐまどうじ)に石熊(いしくま)石持(いしもち)虎熊(とらくま)虎きす、中(なか)にも東寺(とうじ)の羅生門(らしょうもん)には茨木童子(いばらきどうじ)がうで(ぐり)五合(ごごう)つかんでおむしゃる、かの頼光(らいこう)のひざ元(もと)去らず、鮒(ふな)きんかん椎茸(しいたけ)定(さだ)めてごたんな蕎麦切(きり)そうめん饂飩(うどん)か愚鈍(ぐどん)な新発知(しんぼち)小棚(こだな)の小下(こした)の小桶(こおけ)にこ味噌(みそ)がこあるぞ、 小杓子(こしゃくし)こもってこすくってこよこせ、おっと、合点(がってん)だ心得(こころえ)たんぼの川崎(かわさき)神奈川(かながわ)程ヶ谷(ほどがや)戸塚(とつか)を走って行けば、やいとを摺(す)りむく、 三里(さんり)ばかりか藤沢(ふじさわ)平塚(ひらつか)大磯(おおいそ)がしや、小磯(こいそ)の宿(やど)を七つ起きして早天早々(そうてんそうそう)、相州小田原とうちん香(こう)、隠(かく)れござらぬ貴賎群衆(きせんぐんじゅ)の花のお江戸の花ういらう、 あれあの花を見てお心をお和(やわ)らぎやといふ、産子(うぶこ)這子(はうこ)に至(いた)るまで、 此(こ)の外郎の御評判(ごひょうばん)、御存じないとは申され、まひまひつぶり角出(つのだ)せ棒出せ ぼうぼう眉(まゆげ)に、臼(うす)杵(きね)すりばちばちばちぐわらぐわらぐわらと、 羽目(はめ)を外(はず)して今日(こんにち)お出(い)での何茂様(いずれもさま)に上げねばならぬ売らねばならぬと、息(いき)せい引(ひっ)ぱり、東方(とうほう)世界の薬の元締(もとじ)め、 薬師如来(やくしにょらい)も照覧(しょうらん)あれと、ホホ敬(うやま)って、ういらうは、いらっしゃりませぬか。




2019年3月不眠日


主に第二十四代外郎藤右衛門康祐介氏に見ていただいた本の口上に合わせて書いてみました。


目がチカチカする
ヾ(@o@;)ノ

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23日 - 世界気象デー、不眠の日

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by n0n0n | 2019-03-23 00:00 | Trackback